備蓄米の流通が本格的にスタートし、安価なこともあり店頭に並ぶとすぐに売り切れることが話題になっている。

週末に入荷することが多いので土日に買いに行く人もいると思うが、2年以上前に収穫されたお米なので、新米や昨年収穫した米よりも味が落ちているという意見も。

■備蓄米は手巻き寿司に使うと最高

(画像=『Sirabee』より引用)

そんな備蓄米、じつは普通に売られているお米よりも美味しく食べる方法が存在するらしい。都内の某人気寿司店に勤めたこともある、寿司職人歴10年以上の人物いわく「手巻き寿司」にすると、その真価を発揮できるらしい。

いったいなぜ手巻き寿司が良いのかというと、握り寿司でも良いのだが家庭ではあまり作らないため、簡単にできる手巻き寿司が最適で、酢を加えるため水分が少ない備蓄米を使うと新米よりも食感の良い寿司飯が作れるからだそうだ。

そんな備蓄米で手巻き寿司を作るときに使うと良い食材やコツも聞いたので、お教えしよう。

■寿司酢は赤酢を使おう

(画像=『Sirabee』より引用)

まず、酢飯を作るときに使う寿司酢だが、『赤酢で糖分が含まれているもの』が良いそうだ。赤酢は酒粕から作られており熟成期間が長く風味が強いため、備蓄米の匂いが気になる場合でもそれをカバーしつつ、旨味を加えてくれるらしい。

(画像=『Sirabee』より引用)

また、糖分が入っているとしっとりした仕上がりになるため、水分の少ない備蓄米との相性も良いそうだ。最近はスーパーでも赤酢を使った寿司酢がたまに置いてあったり、通販でも買いやすいので手に入れるのはそこまで難しくないだろう。