東京都足立区にある元渕江公園は、無料で釣りが楽しめる都内でも貴重なスポットだ。ヘラブナやマブナ、タナゴなどが狙え、子ども連れからベテランまで幅広く人気を集めている。釣り場の特徴や好ポイント、家族で楽しめる園内施設などを紹介したい。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

「都内で気軽に小物釣り!」ヘラブナやタナゴ釣りが楽しめる元渕江公園を紹介【東京】

釣り場紹介:元渕江公園

東武スカイツリ―ライン竹ノ塚駅東口から延びる街路樹のある道路をまっすぐに行くと、たどり着くのが足立区立元渕江公園だ。

季節の花で彩られた公園のメイン入口からパーゴラ越しに目につくのが、ひょうたん型をした大きな池である。平日、休日にかかわらず朝から太公望でにぎわっている。釣り池の利用は無料だが、禁止事項(夜釣り、投げ釣り、魚の持ち出しなど禁止)を守って楽しみたい。

「都内で気軽に小物釣り!」ヘラブナやタナゴ釣りが楽しめる元渕江公園を紹介【東京】ポイント概況(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

釣り池にはヘラブナ、コイ、マブナ、タナゴ(タイリクバラタナゴ、ヤリタナゴ)、クチボソなどが放流されている。ヘラブナ釣りが人気だが、小物釣りも楽しめる。

「都内で気軽に小物釣り!」ヘラブナやタナゴ釣りが楽しめる元渕江公園を紹介【東京】奥の池の様子(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

好ポイントは、池のくびれた部分にあたる橋の周辺で、年間を通して魚の着き場になっている。

ヘチが狙い目

水深は1m前後と小深く、宙でタナゴやクチボソ、底でマブナが釣れる。このポイントに限らず、池のふちには魚巣ブロックが入っているので、その前を見て歩き、魚影が見えたらそこに腰を下ろして釣るといいだろう。ほかのポイントとしては奥の池の排水口周辺が挙げられ、小魚の寄り場になっているようだ。

「都内で気軽に小物釣り!」ヘラブナやタナゴ釣りが楽しめる元渕江公園を紹介【東京】池には橋がある(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)

タナゴやクチボソ釣りの場合、ヘチ狙いのため1m前後の竿に赤虫で底から探っていき、その日の遊泳層を見つけるといい。

「都内で気軽に小物釣り!」ヘラブナやタナゴ釣りが楽しめる元渕江公園を紹介【東京】魚巣ブロック前が狙い目(提供:週刊つりニュース関東版APC・岩井一彦)