「なんだか今日、行けそうな気がする〜!あると思います!」なんて独り言をつぶやきながら、釣りを開始した。
底を重点的に狙う
まずはクリックス・エクスペクト(上ピンク・マーブルテープ)を投入。雰囲気は悪くないのに、時間だけが淡々と過ぎていく。夕マヅメというより、もはや夜。「こんなん夜じゃん!」と誰もが言いそうな時間帯だった。
底付近に多少強い流れがあったため、流れを感じやすいドローフォー・タイブレーカー(上オレンジ・マーブルテープ)に変更。底を重点的に狙い、あまり跳ね上げずにシャクる。
待望のアオリイカがヒット
フォールに入った瞬間、引ったくられるような勢いでアタリが出た。合わせを入れると、セフィアXR 93MLがグンと気持ちよく曲がった。ついに来た、あの感触。ジェット噴射! アオリ、いたぁ〜! リベンジ成功!
…と思ったが、2回目のジェットが思ったより弱い。割と楽に寄せられてきて、1kg弱っぽい小さめのアオリの姿が確認できた。まぁ、それでも釣れないよりは全然いい。
最後の最後でバラし
ホッとしながらギャフを準備。最後の抵抗のジェット噴射で、最初に気になっていた水面まで藻があるエリアに絡まれてしまった。アオリはまだ付いているはずと思い、ギャフをエギのところに投入。だが、ついていたのは藻だけだった…。
コウイカをキャッチ
アオリの数は少ないかもしれないが、いることは分かった。釣り方の糸口も見えた。底を一度取って、軽くシャクる。糸のテンションが一定になるように竿を下げながらテンションフォールさせていると…来た!「ドン!」というアタリ! キタ!と思って合わせたが、今度は空振り。
それでも釣り方に確信が持てた。そのまま続けていると、「モニュッ」としたアタリ。合わせると、上がってきたのはコウイカ(笑)。まぁ、底付近をやっていれば来る時は来る。で、その後はエギを変えても、釣り方を変えても、場所を移動しても何もなし。「無」の時間が続いた。