料理研究家のリュウジ氏が10日、公式YouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』を更新。再び政府備蓄米について検証し、時間が経った備蓄米の“まさかの事実”に驚いた。
■冷凍した場合はどうなる?
前回の動画で、古古古米である備蓄米と新米を食べ比べて検証したリュウジ氏。結果は「ちょっと硬め」ながら、「こっちのほうがおいしいって言う人もいる」として、「この値段だったらおいしい」と結論づけていた。
今回は、視聴者からとくに多かった「時間が経った場合はうまいのか」といった要望に応じ、さらに検証を実施。
それぞれ炊いた後に冷凍した「新米」と「備蓄米(通常炊き)」、さらに、日本酒や味の素を入れる、リュウジ氏の“至高の白米”のレシピで炊いた「備蓄米(至高の白米)」の3種類を解凍して、ブラインドテスト方式で食べ比べてみることに。
■「米のべたつきとかがない」
リュウジ氏が一番に選んだのは「備蓄米(至高の白米)」で、その次に「備蓄米(通常炊き)」を選んだ。「新米」については「なんだろう…これだけパサついているんだよな」と首をひねる。
備蓄米の至高の白米については「全然味が違うし香りもいいし、おいしい。味わいも全然違う。嫌な味じゃない。昆布を入れて炊いたような感じがして、味わいと香りが全然断じて違う」と話す。
備蓄米の通常炊きと比べて「ただ、食感は同じなの、この2つ。ちょっと水分がいい感じに抜けてて…」と指摘。
新米については「少しベタッとしてるんだよな。でも香りはいいか。炊き立ては新米のほうがうまかったじゃん。(備蓄米は)冷凍しちゃうといい感じに水分が抜けてるから、米のべたつきとかがない。こっち(新米)が、なまじちょっと水分を持ってるから中は柔らかいんだけど、外が乾燥しちゃってるような感じはある」と評した。
■「めっちゃ合う」カレーと相性が良い?
また、備蓄米を炊いた翌日、カレーをかけて食べたことにも触れ、「めっちゃうまかったけどね。カレーめっちゃ合う」とも明かす。
もともと、インド料理で食べられているバスマティなどのインディカ米は、ジャポニカ米と比べて粘りが少ないこともあり、「もちっとしてないじゃない。ああいう感じで食べられたから。もしかしたら、カレーとかは古古米のほうがうまいんじゃないかな?」と語っていた。