■それにしてもこの会社、ノリノリである

「保護フィルムを自動で貼る」というインパクトが強すぎて見逃されがちだが、前出の「クリーニング」を行う点も、フィルラボの強みの一つである。

保護フィルムを貼る際はスマホ画面を綺麗にする必要があるが、慣れない人がすると、糸くずや水分を残してしまう。これは保護フィルムの「貼り付けキット」を使用しても、防ぐのが難しいトラブル。しかし、フィルラボを使えばそうした不安も無縁なのだ。

ユーザーの不安の声はグローバルコネクションにも届いており、担当者は「『停電などが起こり、スマホが取り出せなくなる…というケースはない?』とのご質問も頂きましたが、フィルラボにはメイン電源とは別にバックアップ電源を用意しております。万が一の停電が発生したとしても、お客様のiPhoneが自販機内部に取り残されないような対策をしております」と、回答していた。

なお、今回大きな話題となった件については「貼るのが苦手なあなたも、もうフィルム職人! iPhone保護フィルム自動貼付機・フィルラボ、設置のご相談お待ちしております!」と、ノリノリなコメントが得られている。

マイケースラボ
(画像=『Sirabee』より引用)

なお、そんな同社ではユーザーひとりひとりがオリジナルのスマホケースを作成できる自販機「マイケースラボ」を、近日リリース予定。

マイケースラボ
(画像=『Sirabee』より引用)

こちらの自販機も、稼働後には大きな話題となることだろう。

■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ