翌6/12のPPIも事前ヘッジがあまり入らず悪く解釈されがちな指標である。しかしこれらを通過して5861が守られていれば堅調さは続くだろう。6月Op Exは6/20金曜にあり、同時に自社株買いブラックアウトに入り始める。素直に考えれば慎重になるタイミングはそのあたりになる。

テクニカル。週足は下ヒゲ陽線となり、5861はサポートとなる。その下にもガンマの山が控えているが、とにかく5861さえも破られないなら話にならない。

一方上値余地が目に見えて少ないことから上にも吹っ飛びづらい時間帯は続きやすいと思われるが、これ自体は上値の重さを意味するわけではない。従って5861を背にした押し目買いに尽きる。5861をブレイクされた場合は、それでもOp Exまで下値を叩く必要が薄いが一旦仕切り直しとなる。

NY市場サマリー(2日)株上昇、ドル全面安、利回り上昇 | ロイター NY市場サマリー(3日)株続伸、ドル上昇、長期債利回り低下 | ロイター NY市場サマリー(4日)軟調な経済指標でドル下落、利回り大幅低下 株まちまち | ロイター NY市場サマリー(5日)ドルは対ユーロで下落、利回り上昇 テスラ株14%急落 | ロイター NY市場サマリー(6日)ドル上昇、株反発 利回り上昇 | ロイター 米国株式市場=上昇、貿易協議巡る楽観論で エヌビディアが高い | ロイター 米国株式市場=続伸、貿易協議に期待 エヌビディアなど半導体株上昇 | ロイター 米国株式市場=まちまち、ダウ小反落 軟調な経済指標受け | ロイター 米国株式市場=下落、トランプ氏とマスク氏の確執でテスラが14%急落 | ロイター 米国株式市場=反発、雇用統計受け景気懸念緩和 テスラに買い戻し | ロイター

編集部より:この記事は、個人投資家Shen氏のブログ「炭鉱のカナリア、炭鉱の龍」2025年6月9日の記事を転載させていただきました。