■視聴者納得「この日のための松嶋菜々子」

これまで、嵩を捨てたかと思いきや約8年経ってひょっこり現れ、嵩が受験に失敗すると「ごきげんよう、さようなら」と去っていった登美子。「このお腹を痛めて産んだ子なのにね…」との捨て台詞を吐くなど、その毒親っぷりにドン引きした視聴者も多い。

その後、偶然再会したときには3度目の結婚をしており、サヨナラを告げたことを忘れたかのように「会いたかった」と言い出すなど、自由奔放な姿には嵩だけでなく視聴者の感情も振り回されてきた。

しかしきょうの展開に「今までの仕打ちが帳消しに感じる一撃がすごい…」「繰り返し描かれてきた登美子さんの奔放さが、ここで活きるとはね…」「登美子には言いたいこといっぱいあるけど、この言葉だけは初めて“母親”なんだなと思えた」「逆転満塁大ホームランだったな」との声が。

また、演じた松嶋に対しても「渾身の演技にさすがとしか言いようがない」「あの役、松嶋菜々子じゃなきゃ成立しないよね」「この日のための松嶋菜々子だったなあ。納得」と視聴者から絶賛の嵐となった。

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(文/Sirabee 編集部・今井のか