仕方なく、しばし車内で談笑しながら様子を見ていると、7時前に小雨になった。空も徐々に明るくなってきていたので、これなら大丈夫だろうとポイントへ向かった。

今回のタックル

今回使用したタックルは、エギングロッド8.3ft+1000番小型リール、道糸PEライン1号。テンビン5号に市販のキス釣り仕掛けを直結。シーズン初期という事で、仕掛けは飾りが少ないシンプルな物を使用した。針サイズは5~6号とし、エサはイシゴカイだ。

「キス釣りシーズンは遅れ気味?」瀬戸内でのちょい投げ釣りで本命キス5匹【兵庫】当日のタックル(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

有川氏のタックルは、シーバスロッドと2500番のリールを使用した以外は全て同じものとなっている。

日焼け対策

これからの時期、注意すべきなのは太陽光による日焼けだ。この日も釣り始めは曇っていたが、中盤頃から太陽が強烈に照り付けてきた。

「キス釣りシーズンは遅れ気味?」瀬戸内でのちょい投げ釣りで本命キス5匹【兵庫】ディズム/ロールオン日焼け止め(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

釣りの合間でも手軽に濡れるロールオンタイプの日焼け止めは、ベタつかずさっと濡れるため大変お手軽で重宝する。ただし、耳の裏や顔の凹凸など、塗りムラには気を付けたいところだ。

 

潮が動き始めて本命登場!

この日はあいにくの長潮であり、潮はダラダラ状態。だが、潮が動き始めると変化が訪れた。この日の満潮は6時3分。釣り開始は7時10分頃のため、予想通り全く潮が動かない。動き始めたらアタリが出るはずと信じて、堤防先端部から扇状に投げ分け、実績が高い40~60mラインを集中的に狙ってみた。

やや遠投でキスがヒット!

7時40分頃、50mラインを攻めていた著者に待望のアタリがあるも、食いが浅いのか、それともサイズが小さい為なのか、ヒットまで持ち込めない。そこで、投点をやや遠目の60m程にして、そこから底をズルズル引きずるようにゆっくり引っ張ってくると、今度は手元まで来る明確なアタリ!向こうアワセで掛かり、無事本命1匹目をゲットした。

「キス釣りシーズンは遅れ気味?」瀬戸内でのちょい投げ釣りで本命キス5匹【兵庫】本命に出会えて一安心(提供:TSURINEWSライター荻野祐樹)

遂に時合い到来か?