相場が再び不安定化するのは先週の記事でも取り上げた5580までブレイクされた場合であり、今のところ少し遠い。気を付けるべきは5580ブレイクに加えて毎回ながら1日2%以上の下げであり、それが見られた場合は翌日のイントラデーの反発も無視すべきであり、ヘッドラインを整理しつつ翌々日以降に買い向かうかどうかを決めることになる。それが見られない限り、買戻しが続く機械勢による低ボラティリティ・じり高の自己実現が続きやすいと思われる。
5月は月間を通して1990年以来の大幅反発となった。続く6月はシーズナリティが弱く、それがセル・イン・メイと呼ばれる所以であるが、元々4月のシーズナリティは強めなのにヘッドラインでああなったくらいなので、今はそれどころではない。
NY市場サマリー(27日)株大幅反発、ドル上昇・利回り低下 | ロイター NY市場サマリー(28日)ダウ244ドル安、ドル上昇・利回り上昇幅縮小 | ロイター NY市場サマリー(29日)株小反発、ドル下落 ・利回り低下 | ロイター NY市場サマリー(30日)ドルまちまち、利回り低下 S&P横ばい | ロイター 米国株式市場=大幅反発、ダウ740ドル高 対EU関税延期でリスク選好高まる | ロイター 米国株式市場=反落、ダウ244ドル安 エヌビディアは引け後上昇 | ロイター 米国株式市場=小反発、トランプ関税復活を消化 エヌビディアが上昇 | ロイター 米国株式市場=S&P500ほぼ横ばい、月間では23年11月以来最大の上昇率 | ロイター
編集部より:この記事は、個人投資家Shen氏のブログ「炭鉱のカナリア、炭鉱の龍」2025年6月1日の記事を転載させていただきました。