サイキックな兆候は「空想」ではない

 実際にイーソン氏のもとには、何百人もの保護者が「我が子が不思議な体験をした」と相談に訪れている。たとえば、2歳の女の子が父親の帰宅を毎晩5分前に予知したり、ある子どもは母親が読んでいた新聞記事の内容をまるで読み上げるかのように口にしたという。
「空想の友達」もサイキック能力の一端とされる。彼らは見えない相手と会話し、会話の間に返答の“間”を空けることすらある。さらには、「人の周りに色が見える」と語る子どももおり、これは“オーラ”と呼ばれる人のエネルギーを見る能力だとされている。