水深がないため、レンジを刻む必要がないのがありがたいのだが、根掛かりと隣り合わせだ。ニューロッドのおかげで根掛かりも察知しやすく、同様に察知したモゾモゾバイトをアワせてヒットに持ち込む。
釣れてくるアジは丸々とした体で引きも強い。エキスパートの方々は順調に数を積み上げていくが、私もロッドの力を借りながら負けじとついていく。
風が吹くタイミングでヒットするパターンを続けていたが、徐々に冷えてきたので翌日に備えて仮眠することとした。

ロックフィッシュゲーム開始
翌日は午前6時に起床。ロックフィッシュを狙う。足元から沖のブレイクラインまでのボトムを狙う。
タックルはがまかつ宵姫爽73L、ラインはPEライン0.4号、リーダーはフロロカーボンライン1.25号を2000番のリールに巻いたものだ。ルアーはメタルジグ3g。
カサゴ&オオモンハタを手中
足元を見るとネンブツダイらしきベイトフィッシュがびっしり。そして海藻もびっしり。そのせいで敷石が隠れてしまっている。
仕方ないので岩が露出しているポイントを撃っていく。先行する釣友はiseeiのハネエビで早速カサゴをキャッチ。魚自体はいるようだ。
前回年末に訪れた時は全く藻がなかったので、探り放題だったのだが……。それでも隙間を狙って穴を探ると、ポツポツとヒット。カサゴ、オオモンハタが連発だ。

飽きない程度にヒットが続き、連休で魚は抜かれていることを差し引いても十分な釣果を得られた。数時間で満足し、午前8時にロッドオフとした。

<週刊つりニュース中部版・松田久史/TSURINEWS編>