生還への道と、思わぬ余波
中国の規制では飛行高度は5000メートル未満に制限されており、Liu氏はこれほどの高高度まで上昇する予定はなかったため、酸素マスクや極寒に耐えるための厚手の衣類は装備していなかった。それでも彼は、無線を通じて地上の友人と連絡を取り続け、最終的にはなんとか降下することができたという。
「酸素欠乏を感じ、手は凍えていたが、無線で連絡を取り続けた」とLiu氏はSNSで語っている。
Liu氏の極限体験はSNSで燎原の火のように広まったが、一夜にして有名人になったことで彼は厄介な事態に直面する可能性も出てきた。報道によると、彼は事故当日に義務付けられている飛行計画(離陸場所を含む)を報告していなかったため、当局が正式な調査を開始したという。

(画像=画像は「Oddity Central」より,『TOCANA』より 引用)
多くの人が彼の飛行をパラグライダーの記録更新だと話題にしているが、Liu氏自身はSNSユーザーに対し、大げさに騒ぎ立てるのをやめてほしいと訴えている。おそらく彼は、この偉業が深刻な法的影響を及ぼすことを恐れているのだろう。
空の冒険が生死をさまようサバイバルへと一変し、さらには法的な問題にまで発展しかねないという、まさに波乱万丈の出来事となった。
「無許可フライト」の代償は、記録的な高度より高くつくかもしれない。
提供元・TOCANA
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