イサキのその時のパターンにしっかりとハマっていないと、アタリが少ないどころか全くカスりもしなくなる。一日を通してコロコロと変わるパターンにいかに合わせられるかがイサキSLJにおいては非常に重要だ。
あーでもないこうでもないと試行錯誤しパターンにしっかりとハメ込められた時の爽快感は格別だ。その瞬間、アングラーはイサキ沼にハマる。

パターン攻略が鍵
その時のパターンを見つけ、1匹釣りあげたのならすぐさま再投入し同じパターンを試してみるべきだ。イサキの群れがそれなりに大きければすぐさま追加をゲットできるはずだ。
その群れの他のイサキも同様のやり方で釣れるケースが多く、いかに手返し良く追加できるかが釣果を伸ばす鍵だ。筆者はひとつの群れでパターンを見つけその後7連発くらいした事があったが、船中でヒットしていたのは筆者だけ。ヒットパターンからずれていればタナが合っていてもまったく触りもしないが、ハマっていると簡単に釣れる。
もちろん逆もあり、隣がボッコボコに釣れていて真似しているつもりなのに自分にはまったくアタリなしということも何度も経験している。ハマればボコボコ、ちょっとでもズレれば0点というイサキの気難しさがちょうどいい塩梅でゲームを面白くしている。
多彩な魚種が狙える
また、イサキ以外にも様々なターゲットが釣れるというのもSLJならではの面白さでもある。ハマチ、ヒラマサ、マダイ、シーバス、キジハタ等多種多様な魚が狙えるので、梅雨~夏のSLJは是非一度遊んでみて欲しい釣りの一つだ。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>