春から初夏にかけて、福岡〜山口エリアではイサキのスーパーライトジギング（SLJ）シーズンが本格化。水深20〜30mの浅場を中心に、軽量ジグで狙うこの釣りは、気まぐれなイサキのパターンに合わせて攻略するゲーム性の高さが魅力。今回は、そんなイサキSLJの魅力についてご紹介します。
（アイキャッチ画像提供：TSURINEWSライター・檜垣修平）
シーズン開幕のイサキSLJ
筆者の活動エリアである福岡～山口エリアは4月頃からエサ釣りでのイサキ釣果が出始め、GW終わりころからSLJでの釣果も出始める。主に水深20~30mの浅いエリアを攻めることが多く、ジグは20〜60gの軽いものを使用する。
タックルは突き詰めれば専用ロッドが好ましいが浅場での釣りだけであればエギングロッド等でも代用が可能で敷居はそこまで高くない。
ブレードジグで仕留めたイサキ（提供：TSURINEWSライター・檜垣修平）イサキSLJの魅力
エサ釣りのイメージが強いイサキだが、梅雨頃にイワシ等のベイトフィッシュを捕食しているものをジグで狙う。ただたくさん釣るという点だけで見ればエサ釣りで狙った方が確実に数は伸びる。
なら何故にわざわざ難しい方法を好き好んで選ぶかというと、イサキをルアーで食わせるというのが非常にテクニカルで面白い釣りだからだ。これはアジングにも共通する事だろう。
サビキで大量に釣れるアジをわざわざルアーで一匹ずつ釣るという、非効率な釣りがアジングだ。しかし、サビキ釣りにはない細かなゲーム性と1匹ずつの満足感をアングラーにもたらしてくれる。イサキSLJにも同じことが言えるだろう。
頻繁に変わるパターン
イサキは気まぐれだ。さっきまで自分のタングステンジグに好反応だったのに全く触らなくなったかと思えば、隣の鉛のジグに入れ食いになっている。
かと思えばグローカラーにばっかり反応したり、ブレードにしか食わなくなったり。フォールが良かったりちょこちょこジグを揺らすのが良かったり、まるで気難しい猫と戯れているようだ。
