2人目は鹿島アントラーズのMF松村優太。
スピードに乗ったドリブルや守備でのハードワークなど、走力で攻守に貢献することができるのが武器。生え抜きの同選手は、昨2024シーズンに東京ヴェルディへのレンタル移籍を経てスピードと技術をさらに磨き今シーズン鹿島に復帰。
開幕当初こそスタメンでの出場が多かったが、ここ1か月は途中出場が増えており、チーム内での序列も下がってきている。完全移籍での活躍は難しそうだが、レンタル移籍で横浜FMの左ウィングに入ることがあれば、間違いなく変化をもたらすことが出来るだろう。

オナイウ阿道(AJオセール)
3人目はフランス1部のAJオセールに所属するFWオナイウ阿道。ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ同選手は、持ち前のフィジカルを活かしたポストプレーや滞空時間の長い跳躍力で空中戦を制圧することが出来る。
浦和レッズからレノファ山口へレンタル移籍した2018シーズンには、J2得点ランキングで2位となる活躍で一気にブレイク。翌年、大分トリニータへのレンタル移籍を経て2020~2021シーズン途中まで横浜FMでプレーしていた。
現体制でもDF永戸勝也やMF喜田拓也、FWアンデルソン・ロペスなど共にプレーした選手もいることから、チームへの順応もそれほど時間はかからないだろう。夏の補強で横浜FMが獲得する選手として最適解と考える。

小林友希(ポルティモネンセSC)
4人目はポルトガル2部のポルティモネンセSCに所属するDF小林友希。
幼稚園からユースまでヴィッセル神戸アカデミーで育った小林は、185センチの長身を活かした空中戦の強さで存在感を放つほか、足元の技術の高さを活かした前線への正確なパスが持ち味で攻守において躍動する現代型のセンターバック(CB)である。本職はCBだがミッドフィルダー(MF)としてもプレー出来るユーティリティさも兼ね備えている。