使用するタイラバ

使用するタイラバは、40〜60gのヘッドを中心に選定しています。ネクタイは、ゴカイや海藻を意識したカーリーテールタイプがおすすめです。特に、広島県の「尾道海技学院」さんが監修・販売している「テクノタイラバ」は、ヒット率が非常に高く、筆者も愛用しています。

春の伊勢湾タイラバで50cm級を筆頭に数釣りを満喫 テクノタイラバにアタリ集中テクノタイラバ(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

釣行開始

釣行日は2025年5月15日、天気は晴れで風速はおおむね3m前後。船もゆっくりと流れており、タイラバにとって非常に釣りやすい気象条件でした。潮回りは中潮で、潮流も適度に速く、ドテラ流しでは船が1ノット前後で流れていたため、釣りも操船も快適でした。

タイラバの釣り方

タイラバの基本的な操作は「ただ巻き」です。リトリーブの速度は一定を心がけ、なるべくスローに巻くことが大切です。竿先がブレないよう集中しながら、丁寧に巻き上げていきます。

着底後はすぐに巻き上げるのが基本です。根掛かりを防ぐだけでなく、タイラバのフォールに反応したマダイが着底直後の動きにリアクションバイトすることを狙っています。

リトリーブ速度

ヒットが集中している方を観察すると、リールを3秒に1回転ほどのデッドスローで巻いていることが多く見られました。船の流速を考慮しながら、ボトム付近でゆったりと漂うベイトを演出することが重要なようです。

春の伊勢湾タイラバで50cm級を筆頭に数釣りを満喫 テクノタイラバにアタリ集中ゆっくりしたリトリーブで誘う(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

70cm級のヒラメもヒット

まずは水深10mほどの浅場で、マダイがすでに差してきていないかを確認するために釣りを開始しました。すると、最初に上がってきたのはなんと70cmほどのヒラメ。タイラバはさまざまな魚種が狙える釣りであることを、改めて実感する釣果でした。

春の伊勢湾タイラバで50cm級を筆頭に数釣りを満喫 テクノタイラバにアタリ集中70cmのヒラメも釣れる(提供:TSURINEWSライター・杉浦永)

水深30mでマダイが連発