空飛ぶ円盤、UFO――。その目撃談は後を絶たず、中には映像として記録されるケースもある。しかし、その多くは懐疑的な目で見られがちだ。そんな中、「史上最高のUFO映像の一つ」と称される動画を撮影した本人が、なぜそれが偽物ではないと確信するのか、その理由を語っている。

コロンビア上空、パイロットが捉えた奇妙な飛行物体

先日TOCANAでも紹介したこの映像を撮影したのは、パイロットのホルヘ・A・アルテアガ氏。彼がコロンビア、アンティオキア県の上空を飛行中、奇妙な物体が空を移動しているのを発見した。映像には、数秒間、四角形のような奇妙な物体がアルテアガ氏の飛行機のそばを猛スピードで飛び去っていく様子が捉えられている。

 アルテアガ氏によれば、彼と副操縦士は、メデジン市とサンタフェ市の間でこの物体が空中に静止しているのを目撃。その後、物体は突如として加速し、彼らの飛行機に向かってきたという。当初は追跡しようと考えたものの、物体が自分たちの方へ真っ直ぐ向かってきたため、断念。しかし、アルテアガ氏はその間、自身のスマートフォンで映像を撮影することに成功し、これを「白昼のUFOとの確実な遭遇の証拠」だと主張している。

 この映像は、過去に偽のエイリアン騒動を起こしたこともあるUFO研究家ハイメ・マウサン氏によって「史上最も偉大なUAPの証拠の一つ」と評されたこともある。真実は見る人の目の中にあるとは言うものの、まずはその映像を見て、撮影者がなぜ本物だと信じているのか、その理由に耳を傾けてみるのも一興だろう。