潮は思っていたほど流れていないが、時折聞こえるライズ音に期待は高まる。

アジングで入れ食い
気合いを入れすぎた1投目、プチッという音とともにキャスト切れ。サビキに続き、ルアーでも早々の粗相だ。
急いで修復するが、目もうとくなるお年ごろ。焦れば焦るほどラインが結べなくなる。ようやくキャストを再開すると一発でヒット。水面直下で食ったのは17cmほどの本命だ。この調子ならツ抜けも時間の問題だろう。
ところがほどなくライズ終了。反応も一気に渋くなった。潮が流れない割に、気づけば潮位も急激に下がっている。さすが大潮。ラインを結んでいた時間が悔やまれる。
たまに小さなアタリはあるものの、フッキングには至らず、ここでジグヘッドを0.6gに変更。ワームも食い込みの良さそうな34のプランクトンをセットした。これが効いたのか、ここからルアー丸のみの3連発。潮位とともに渋くなっていくなか、丁寧にショートバイトを拾って1時間で12匹をキャッチすることができた。

最終釣果
その後も1時間で6匹を追加し、9時45分までに15~19cmを計18匹。やや小ぶりだったが、テクニカルなアジングを堪能できた。
もう少し楽しみたいところだが、今回は余計な仕事ができたのでここで終了。水没したリールはさびるまでが勝負なので後回しにはできない。真水に漬けて帰宅し、その日のうちに分解清掃だ。

アジを美味しく調理
翌日は豆アジの南蛮漬けと小アジの酢漬けに舌鼓。初夏の味を満喫した。水温の上昇とともに、今後は魚たちの活性も一気に上がるだろう。
多彩なターゲットが楽しめる三重県南部、ドライブや観光も兼ねて一度出かけてみてはいかがだろう。
