表には出ないけれど、なぜか多くの人に語り継がれている事件ってありますよね。
報道では触れられない真相、不可解な幕引き、なぜか封印された情報──。
そうした出来事の中には、「何かを隠したい意図があるのでは?」と勘ぐらざるを得ないものも存在します。
今回は、ネットや書籍、一部関係者の証言をもとに、 “ 日本の消された事件 ” とされる5つの出来事をピックアップしてご紹介します。
すべての真相は霧の中。
でも、なぜか記憶から消えない、そんな事件ばかりです。
目次
【1】東電OL殺人事件(1997年)【2】世田谷一家殺害事件(2000年)【3】松岡農水相の“不可解すぎる”自殺(2007年)【4】八王子スーパー強盗殺人事件(1995年)【5】グリコ・森永事件(1984年)■まとめ:真実は、誰が語れるのか? ## 【1】東電OL殺人事件(1997年)

東京・渋谷で起きたこの事件では、東京電力の女性社員が自宅マンションで殺害されました。
当初は “ 被害者の二重生活 ” がセンセーショナルに報道され、外国人男性が逮捕されましたが──
その後の裁判で冤罪の可能性が指摘され、再審請求が行われました。
DNA鑑定や証言の矛盾、捜査のずさんさが次々に浮上し、「真犯人は別にいるのでは」との声も。
加えて、被害女性が「社会的に影響力のある人物と接点があった」といった情報もあり、 “ 真相に触れること ” がいつの間にかタブー視されるようになりました。
事件そのものより、 “ 語ること ” を避ける雰囲気に、闇の深さを感じずにはいられません。
【2】世田谷一家殺害事件(2000年)

都内の住宅街で一家4人が殺害された、戦後最悪レベルの凶悪事件。
現場には加害者のDNAや指紋、足跡、衣服の繊維などが多数残されていたにも関わらず、事件はいまだに未解決のまま。
しかも、一部の証拠がなぜか“非公開扱い”となっており、重要な捜査情報が封印されているとも言われています。
「外交上の問題があるのでは」「捜査当局の重大ミスがあったのでは」と、さまざまな憶測が飛び交っています。
20年以上が経過した今でも、現場に献花する人が後を絶ちません。
それだけ “ 何かを伝えたい人 ” がいるという事実が、この事件の異常性を物語っています。