一方のアルベル氏は、2003年からおよそ10年間にわたり、ラ・リーガ(スペイン1部)バルセロナのスカウトや下部組織のコーチなどを歴任。バルセロナ退団後はアフリカやアメリカでの幹部、コーチ業を経て、2020年からおよそ3年半にわたり新潟、FC東京を指揮していた。
2023年6月にFC東京監督を解任された後は、しばらく監督業から遠ざかっているが、SNSを通じて古巣の新潟やFC東京にエールを送ることも。6月のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対オーストラリア代表、インドネシア代表)へ挑む日本代表に、DF長友佑都とMF俵積田晃太(いずれもFC東京)が招集された時には、両選手に祝福のメッセージを送った。
ダバツ氏と同様、アルベル氏が以前から日本人選手のクオリティーを高く評価しているだけに、元新潟・FC東京監督がディナモ・ザグレブのフロントに入るとなれば、日本人選手の欧州挑戦を後押しするかもしれない。