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ポーランドは1990年には日本の3分の1の水準でしたが、バルツェロヴィチ・プランによる市場改革とEU加盟後の外国直接投資の急増により、30年で日本に迫る経済成長を遂げました。
ポーランドの1人あたり購買力平価GDPが2026年に日本を上回る見通し 1990年には1/3だった。以降2008-9年を除き平均4%成長を続け1世代でギャップを埋めた。転機となったのは、経済学者レシェク・バルツェロヴィチによる「バルツェロヴィチ・プラン」…
— Spica (@CasseCool) May 25, 2025
一方、日本はこの30年で1人あたりGDPがほぼ横ばいで、世界34位にまで後退しています。2023年の日本の1人あたり名目GDPは3万3849ドルで、韓国にも抜かれ、OECD加盟国中22位でした。為替の円安、高齢化による成長力の低下、労働生産性の低さなどが要因とされています。
【公表】日本の1人当たりGDP、韓国下回る 2年連続でOECD22位QTpEuu36cT
日本の1人当たりGDPが、2023年は暦年で3万3849ドルとの試算を公表した。2年連続でOECD加盟38カ国中22番目と比較可能な1980年以降、最も低い順位となった。 pic.twitter.com/EIcSCoyUFl
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 23, 2024
IMFの予測では、2025年に日本の購買力調整済み1人あたりGDPは36位となり、1990年代には95%だった先進国平均との比較も、2025年には74.6%にまで下がる見込みです。
【「1人当たりGDP」の世界ランキング】#自公は無能#消費税廃止
IMFは、2025年の1人当たりGDPで日本は「世界36位」と予想している。