ー町田戦での得点シーンですが、今シーズン初めてといって良いくらい綺麗なロングカウンターが決まったと思います。その辺りチームとしてはどう感じていますか?

小川:スピードに乗ってカウンターを仕掛けると相手は嫌だと思うので、そこはチームとして常に狙っているんですが、守る時間が長いと中々そこまでできないんですよね。最近は守る時間が長い中でゴール前を固めることもあるんですけど、町田戦の得点シーンのような場面を出していくことで相手の脅威になって押せ押せムードでは無くなってくると思います。僕に限らずチームとしてあのような裏への抜け出しはやっていけると良いかなと思います。町田戦のように裏へ抜け出すシーンでゴールが奪えると、もう少しウチのペースで試合を運べると思うので。やっぱりスプリントでゴールに向かうことは改めて大事だと感じました。


囲み取材中の小川慶治朗

30歳を過ぎてなおスピードが衰えない理由

ー30歳を超えてもスピードが衰えませんが秘訣などはありますか?

小川:30歳超えて疲労の部分と常に戦っているので、練習でどうこうよりも疲労回復に力を入れています。疲労回復に関してはチームのトレーナーさんに手伝ってもらっていますし、家族にも食事の栄養面をサポートしてもらっています。自分でも睡眠やケアなどに気を遣っていますね。

ー小川慶治朗選手と言えば長渕剛さんファンとして知られていますが、試合前のルーティンとして聴いている曲などはありますか?

小川:長渕剛さんの曲はもちろん聴いていますが、どの曲と言われても選べないので(笑)友達に好きな曲を聞かれても「奥が深いから。語りだしたら止まらないから」と言っています(笑)試合の時はいつもシャッフルで聴いていますね。「こういう歌詞だったんやな」といった気づきもありますね。