ー昨年も初得点を挙げてから2試合連続ゴールなど、この時期は勢いづいていたと思うのですが、その辺りはいかがですか?

小川:やっぱり攻撃の選手なのでゴールを狙っていますが、この前の試合も得点できて嬉しい気持ちがあります。1点に満足せず、謙虚に学ぶ姿勢で自分の役割について見つめ直していきたいです。そこを見失わないように日々やっていきたいと思います。

横浜FC 写真:Getty Images

チーム一丸となって結果を

ー好調の柏レイソルについての印象やどのように戦っていくか教えてください。

小川:レイソルはボールを持つのが上手い印象です。チーム(横浜FC)は公式戦で連勝できていますし、その中で粘り強い戦いがしっかり出来ています。レイソル相手だと、より粘り強い戦いが必要になってくると思います。守る時間は長くなると思いますが、粘り強く戦ってまずは失点をしない。そこは共通意識として皆持っているので、どんな戦い方であっても結果を求め、チーム一丸となってやるだけかなと思っています。

ー最近のゲームでは前線の大きい選手を活かして小川選手が前進するようなプレーが印象的です。試合ではどのような意識を持ってプレーしていますか?

小川:やっぱり走ることが自分の役割だと思っています。最近リーグ戦では、残り10分~15分でチームがリードしている状況で出ることが多かったので、攻撃のチャンスを窺いながらまずは押されてる状況の中で押し返すというところが自分の役割だと思っています。その為にひとつひとつのスプリントが大事ですし、守備でラインが下がっている所を押し上げる為のスプリントを意識して試合に入っています。攻撃のところでも前線でルキアンが頑張ってくれているので、その背後を走ることによって相手のDFラインも戸惑いますし、うまくスペースが空いたところに走ることを意識しながらプレーしています。