これらの決断には、個人が比較検討しなければならないコストと利益があります。
これは、無人島にいる人と同じように世界のどこにいても、誰にとっても真実なのです。
経済学は、個人に「何をすべきか」を教えるものではありません。
そうではなく、経済学とは決断に伴うコストを理解すること、自分自身と他者の欲求を満たすことでどのように価値を創造できるかを理解すること、そして私たち個人が人類文明の興亡にどのように貢献できるかを理解することです。
私たち一人ひとりが問われるのは、どのような役割を果たしたいかです。
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最後まで読んでくださりありがとうございました。
第一回は「経済学」についてでした。
やや抽象的な話でわかりにくかったかもしれません。今回登場した「コスト」について、第ニ回目で掘り下げます。徐々にイメージしやすくなりますので、次回もぜひお読みください。
編集部より:この記事は自由主義研究所のnote 2025年5月22日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は自由主義研究所のnoteをご覧ください。