マグロの頭を常に海面へ向かわせ、一気に勝負を決めにいく。こちらも10kg前後だった。

入れ食いモード突入

しかし、この日はまだまだこれでは終わらない。ジグを沈めている最中にもカンッコンッとジグが襲われ、アクションを少し入れてあげるとガツンッとヒット。

途中、ジグが沈まないほどの高活性モードに突入。20mの浅いレンジでも海中へと引き込まれるラインがピタッと止まり、大きくアワセを入れるとドスンッと重量感が伝わった。

「海の中にはどんだけマグロがおんねん?」といった、まさにお祭り騒ぎ。船上ではあっちにタモ、こっちにもタモとタモ入れだけでも大忙しだ。

志摩沖トンジギ釣行で2時間でビンナガ11本と爆釣【三重】サイズは10kg前後が中心小トンサイズが中心(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

最終釣果

大型クーラー2つを準備しての釣行だったが、釣友と2人であっという間の11匹。もうクーラーに入りませんの強制終了。開始2時間程度でうれしい早上がりとなった。釣りはこんな日があるからやめられない。

トンジギといえば、重いジグを一日中シャクってアタリすらないという日も珍しくない。それだけにマグロというロマンに魅了されるわけだが、今回はまさにパーティー。釣り人生の中で思い出に残る釣行となった。

今後はまだまだチャンスが続く。5月上旬に20kgオーバーを釣った経験もある。ロマンの釣り、トンジギにチャレンジしてみてはいかがだろう。

志摩沖トンジギ釣行で2時間でビンナガ11本と爆釣【三重】サイズは10kg前後が中心二人で2時間11匹の爆釣(提供:週刊つりニュース中部版APC・橋本広基)

<週刊つりニュース中部版APC・橋本広基/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年5月16日号に掲載された記事を再編集したものになります。