以下に、淡水用ルアーを海で使用する際の注意点をまとめた実践の模様を示したい。
錆びた状況を確認
ルアーはラパラのCD3。おそらく最小モデルと思われる、わずか3cmのモデルだ。このルアー、メバルにもチヌにも抜群に聞くのだが、やはりハリ周りは淡水用である。数回使ったところで、サビが浮いてきてしまった。
状況を確認すると、アイまでは錆びていない。ハリさえ換装すれば使えそうである。

ハリの換装
何でもリサイクルだ。換装に使うハリは、一年ほど前、シーバスに半分折られてしまったルアーのものである。バチ抜けパターンのヤツに、そんなに大型でもなかったと思うのだが、バイト時に折られた。

取り外して、スプリットリングごとCD3のリアアイに装着。

たったこれだけ。今回換装したのは1コだけだが、もちろん、ハリの数だけちゃんと換装したほうがいい。私も当面これでしのいで、また錆びてきたら、新しいハリを装着するつもりだ。
なぜ今しないかと言うと、あっちこっちルアーのハリが折れてしまって、その分の換装で手持ちのハリが尽きたからだ。
バス釣り派に勧めたいソルトゲーム
ブラックバスのアングラーにはぜひ、手持ちのルアーをライトゲームやミドルゲームに持ち込んでみてほしい。メバルやカサゴ、魚影が濃いエリアならシーバスもチヌもお手の物だ。
問題となるのが海水による錆びだが、まあ使用時間が浅ければ真水の洗浄でかなり長持ちする。もちろん、ラインも海水に浸かることになるので、使用後はリール、そしてラインが触れるロッドのガイドの洗浄も怠れない。
<井上海生/TSURINEWSライター>