※本記事はFUNDO編集部へ寄せられた体験談を元に作成しています。
実際の個人情報の特定を避けるため、一部フィクションおよび編集を加えております。
本記事は、 “ 時代錯誤な義父のモラハラ発言 ” に耐えきれず、ついに声をあげた投稿者の実体験をもとにしたお話です。
投稿者は、関東在住の30代女性・Kさん。
結婚を機に義実家との付き合いが増え、定期的な集まりや食事会にも参加するようになりました。
最初は「家族の一員になったんだ」と前向きに捉えていたKさんですが──
義父の “ 上から目線 ” と “ 味覚警察 ” っぷりに、次第にストレスが蓄積。
そしてある夜、食事中にはなたれたひと言──
「嫁は黙って言うこと聞け」に、Kさんの中で何かがプツンと切れたのです。
★1話完結で描かれる、 “ 義父の暴言 ” と “ 嫁の反撃 ” 。そして黙っていた私が放ったひと言が、すべてを変えるストーリーです★
目次
あの日の夕食会、悪夢のような一言が飛んできた“ 味覚警察 ” 義父のこだわり地獄我慢の限界、静かに放った私のひとこと“ 私の味 ” を否定する家に、居場所はない「家族だから我慢」は、もう終わりにしていいまとめ:モラハラ発言には、 “ 線引き ” が一番効く ## あの日の夕食会、悪夢のような一言が飛んできた
夫の実家での夕食会。
義母が体調を崩していたため、私が夕食の支度を担当することになりました。
手料理を振る舞ったのはこれが初めてではないものの、義父は普段から私のすることにチクチク文句をつけるタイプ。
でもまさか、あんな言葉が飛び出すとは思っていませんでした。
食事が始まってすぐ、義父はため息交じりにこう言ったのです。
「こんな味じゃ、体に悪いだろうが」
「やっぱり嫁は黙って言うこと聞いときゃいいんだよ」
……一瞬、時が止まりました。
義母も夫も沈黙。
私は、心の中で「それ、今の時代に言っていいセリフですか?」と叫んでいました。