石破茂首相は5月21日の党首討論で、コメの店頭価格(5キロ)について「3000円台でなければならない」と述べ、一日も早い実現を目指す姿勢を示しました。
コロナ前は「5kg2000円台」だったわけで、「5kg3000円台」は事実上の“値上げ宣言”ではないでしょうか。そもそも、これは「価格統制」のような社会主義的な発想。関税を撤廃し、安い輸入米と高付加価値の国産米など、「多様な選択肢」を国民が選べる環境こそ必要です。 RYLUzD
— 幸福実現党政務調査会 (@hr_party_prc) May 21, 2025
国民民主党の玉木雄一郎代表が価格引き下げの具体策と責任の所在を問うと、首相は「責任をとっていかなければならない」と明言しました。
【悲報】石破総理、コメ価格5kg3000円台にならなければ、責任を取る
また余計なこと言うと、あとで揉めるで。 pic.twitter.com/KtUfMwzY4v
— お侍さん (@ZanEngineer) May 21, 2025

石破首相 首相官邸HPより
小泉進次郎農林水産大臣は、就任会見で備蓄米の入札を中止し、個別の業者に売る「随意契約」への見直しを検討していると発表しました。小泉農水相は、備蓄米を「10万トンにとらわれず無制限に放出する」と述べ、柔軟な対応を示しました。与党は米価高騰への対策として小泉氏の起用に期待を寄せ、参院選への影響も意識しています。
小泉新農相 就任会見で「備蓄米入札を中止 随意契約検討指示」N6wVcnk6gK #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) May 21, 2025
しかし、トランプ政権の関税措置に関する日米交渉では「農業を犠牲にしない」と強調し、国益を守る姿勢を示しましたが、問題の所在はうやむやにされたままです。