ルアーローテすると、そいつにも1発回答。40cm弱と、この日一番小さい。でも立派な黒銀の縞模様が入った奴だった。チヌの体色というのは、そういえば、小さいほうがきれいだ。大きくなればなるほど漠然とした色合いになってくる。成長するにつれて、魚体の姿かたちも変わってくるのだろうか?
アタリが遠のく
そのあと、1時間ほどアタリがない時間が続いた。先に4尾釣ってしまったのだから気持ちはラクなものだが、さすがに少々退屈する。ここ最近仕事や通勤や釣りやで歩き回っているので、足も連日の疲労で棒みたいになってきた。
先日の血液検査で痛風はまだ発症していないことがわかったが、最近はどうも膝から下が痛い。ちょっとトシを感じるようになった、それも釣り場で。悲しいことである。
強い引きのチヌがヒット
と、世を儚んでいると、グググと引き込むアタリが。最初はメバルの良型かと思うようなアタリだったが、途中から前に突っ走っていってドラグが悲鳴を上げ、制御しきれない感じになった。
取り込みまで約5分、この日一番だったが、手前で明かりを当てるとぐずっただけで、たいしてでかくないサイズ。

チヌのノッコミは終わり?
ちょっとこのへんで本当に足の疲労が限界を迎えたので、納竿とした。おそらくそれ以上やっても伸びなかっただろうという気がする。このへんの勘というか諦めみたいなものは、年々すんなりしていく。昔みたいに最後の1投を100投もすることはなくなった。それもなんだかさみしいみたいな話だが。
そろそろ暖かくなりきって、産卵も終わるだろうか?痩せた個体もいたし、ノッコミチヌとはここらでおさらばという感じがする。
まあ、そうはいっても大阪湾奥では通年チヌが釣れるので、さみしがることではない。入れ違いに急務となってくるのがライトロック、デイメバルだ。垂水漁港あたりで一日そんな日を作りたいと思っている。