「嫁」じゃなく、「ひとりの人間」として見てくれた

言葉にならないほど、胸がいっぱいになりました。

私は、義母に認めてもらいたかったわけでも、褒めてほしかったわけでもありません。

ただ、「見ていてほしかった」。

どれだけ疲れても、どれだけ我慢しても、誰にも気づかれないまま過ぎていく毎日は、心のどこかが少しずつ壊れていくようでした。

でもその一皿で、私は “ 存在 ” を認められた気がしたんです。

「ありがとう」も言えないまま、ぽろぽろと涙がこぼれ落ちました。