老朽化が進んでいる店舗の計画的な改装も実施
すき家広報担当は、次のように説明する。
「再発防止に向け、ショッピングセンター内などの一部店舗を除く全店を3月31日午前9時から4月4日午前9時までの間一時閉店し、害虫・害獣の外部侵入、および内部生息発生撲滅のための対策を行いました。一時閉店中は、従業員による清掃、ならびに一部店舗では専門の清掃会社様による施工を行いました。また、4月5日午前3時より、一部店舗を除く全店で24時間営業を取りやめています。毎日午前3時から午前4時の間、営業を休止させていただき、店舗営業中に実施しづらい機器の裏側の清掃など、集中的に清掃作業を行う時間を確保することで、店舗水準の向上を図っています。なお、害虫の発生状況の確認検査を3カ月に1度行っており、その検査で不適があった店舗には専門の駆除会社様による駆除施工を行っています(この確認検査は現状の3カ月に1度から、1カ月に1度へと頻度を上げる予定です)。
さらに、老朽化が進んでいる店舗の計画的な改装も順次行っていきます。今後も衛生状態を改善していくことで、お客さまからの信頼回復に繋げていきたいと考えています。なお、4月4日の全店営業再開後にみられていた入客数の鈍化に関しては、徐々に回復しつつある状況です。すき家は引き続き『食のインフラ』として、安全でおいしい食を手軽な価格で提供してまいります」
また、直近の状況について、次のようにいう。
「4月4日に営業再開を延期していた約170店舗については、改装等を行っている一部店舗を除き、営業を再開しています。これらの店舗では、外部のお取引先様のご協力もいただき、壁・床等の補修、排水設備・電気配線等の補修、屋根・天井等の補修、厨房機器の補修、その他害虫害獣の侵入経路を塞ぐための対策、などを実施しました」
すき家はこれまで店舗数を増加させてきたが、気になるのは、今後も拡大路線を維持するのかという点だ。
「出店計画や商品の販売情報に関しては控えさせていただきます」(同)
(文=BUSINESS JOURNAL編集部)
提供元・Business Journal
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