目撃情報の背景にある現実:麻薬カルテルのハイテクドローン
近年、国境警備は強化され、メキシコの麻薬カルテルにとってアメリカへの違法薬物供給はますます困難になっている。そこで彼らが目を付けたのが、新世代の大型ドローンだ。かつては5~10kg程度の積載量の小型ドローンが押収される程度だったが、アマゾンのような企業が都市部での大型荷物配送のために開発した技術が麻薬取引にも応用され始めている。これにより、ドローンはこれまで以上に高く、遠くまで飛行することが可能になったのだ。
つまり、アリゾナ上空で目撃される「UAP」の多くは、実は麻薬カルテルが操る高性能ドローンである可能性が高い。