今年は、まだ名古屋港にアジがまったく入ってきておらず、ここ数年の好調がまるで嘘だったかのように、数年前の静かな名古屋港に戻ったような印象を受けました。
とはいえ、メバルは相変わらず楽しめますし、キジハタの調子も上がってきているようで、なんだかんだで坊主は回避できています。
(今回はキジハタに耐えられる竿を持っていかなかったので、狙っていません)

アジを釣るには遠征が必要?
名古屋近郊に住んでいると、「今日はめちゃくちゃ釣れた!」という状況には、なかなか出会えません。最低でも知多方面や三重北部まで足を運ばないと、釣果はあまり期待できず、しかも良い釣り場に入るのも簡単ではありません。さらに、釣り禁止の場所も年々増えてきているのが現状です。
とくに「数もサイズも狙いたい」となると、どうしても三重県南部や北陸方面など、遠征せざるを得なくなります。しかし、それには時間も交通費もかかってしまい、釣果を求めれば求めるほど、手軽さからは遠ざかってしまうというジレンマがあります。
ボートアジングの利点
正直なところ、最初はボートでのアジングには少し抵抗がありました。理由としては、バチコンやARリグといった釣法は、普段のアジングとはタックルが異なる上に、仕掛けを作るのが多少なりとも面倒に感じていたからです。(ちなみにアールホリックさんでは、普段どおりのアジング、ジグ単メインで楽しめます)
陸と違って場所は自由でも、帰りたいときにすぐ帰れないといった制約はありますが、一度体験してみると、そのアクセスの良さに驚かされ、翌日の体調がまるで違います。
費用面でも遠征とそれほど変わらず、ポイントの取り合いもなく、横から無理に詰めてくるような人もいません。そういったストレスフリーな釣りは、“釣り本来の楽しさ”を思い出させてくれます。
