なんとか1匹目がヒット。小アジだが、いい感じに引いてくれる。ポーンと抜き上げてみると、やはり産卵パターンに絡む個体で色が白っぽい。しかし1匹釣れてしまうと、プレッシャーがかかるようで、しばらくはルアーの着水音でも逃げる状況だった。
群れの外側を狙い、遠くから超スローフォールで攻めてみるとヒットはするものの、確立したパターンではないと感じつつ、初日は5匹で終了となった。

3日後に再度アジングへ
やっと週末になり、先日のポイントへ。前回同様に足元には産卵絡みの群れがびっしりと溜まっている。前回の反省から「ダイレクトには狙わない」を第一に攻めてみる。これらの群れの先には、必ず食い気のある個体がいるはずである。
0.6gのジグヘッドを沖目にキャストし、できるだけ同じレンジを引いてくるように意識して探ってみる。実はこういうシチュエーションには、34のゼログラジグヘッドがぴったりなのだが、生憎トランクに入れたままだった。
なんとかアタリが出る場所を探して1匹目がヒット。足元のアジも、さほど警戒はしていないようだ。
シビアなレンジ調整
次に同じレンジに入れて探ってみるが、レンジが少しずれただけでも当たらない。超シビアなアジング。これだけ当たらないと、アジングが嫌いになりそうだ(笑)。
0.6gのジグヘッドだと距離が少し足りなさそうなので、0.85gのジグヘッドにチェンジしてフルキャスト。風の力も考慮しながらレンジに入れていく。多分、同じレンジだろうと思う所でアクションを入れて風に流しながら放置。
クッと引っ手繰る感じでヒット。幸先が良さそうだが、レンジをきちんと入れないと釣れないのは非常にテクニカルだ。
場所移動でアジ連発
常夜灯がある先端部が空いたので、すかさず移動。同じようにウインドドリフト釣法でやってみると、ポツリポツリと数が出始めた。逆に、周りでもレンジを掴めていない人はアタリすら出ない状況のようだった。