バラシ対策は、この釣り場の永遠の課題といえるかもしれない。アタリの数だけ獲るのはどんな名人でも難しいが、やはりなるべく減らすように努力はするべきだろう。

まずフック。今回私はがまかつサーベルポイントファインマスターSの3本バリで挑んだが、結果はこのざま。結果、3本バリのメリットはあまりなかったように思う。

鳥羽沖のタイラバ釣行で50cmマダイを手中【三重・丸安丸】急潮エリアの攻略がカギ塩焼きサイズもよく交じってくる(提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

2本バリで十分か

良型マダイの口の中ではなく、口周りにハリを絡め掛けるイメージで作ったのだが、絡んでも掛かりが浅いことがほとんど。2本バリで十分だと思う。

基本的にタイラバでアワせることはほとんどない。アタリがあってもそのまま巻き続けると、オートフッキングすることがほとんどだ。だが、現在瀬戸内などでは、アタリがあれば即アワセの掛けタイラバが主流になりつつあるらしい。

フィールドが似ている鳥羽沖では、こちらの方が向いているのかもしれない。一度試してみる価値はあると思う。

毎回万全の体制(のつもり)で挑んで、毎回新しい宿題が出てくる鳥羽沖のタイラバ。だからこそ面白く、通い詰める人も多い。丸安丸のタイラバは5月いっぱいまで出船予定。ぜひ皆さんもゲーム性抜群のこの釣りに挑戦してほしい。

鳥羽沖のタイラバ釣行で50cmマダイを手中【三重・丸安丸】急潮エリアの攻略がカギ来るたびに学びを得る鳥羽沖(提供:週刊つりニュース中部版APC・原田順司)

 

 

<週刊つりニュース中部版APC・原田順司/TSURINEWS編>