馬鹿なのか?

造船業界があるから造船能力あるのは当たり前で米国にもありますよ。

韓国の造船各社は米国内の造船所への投資を進めている。最大手のHD現代重工業は8日、米国最大の防衛産業造船会社ハンティントン・インガルス・インダストリーズ(HII)と生産性の向上や造船技術の分野で連携すると発表した。

造船技術やコストの面では事業統合が遅れた日本より韓国の方が上でしょう。

韓国2番手のハンファオーシャンも24年に米大手フィリー造船所を買収し、米国内で軍艦を修理・保全する体制をつくり始めた。

韓国勢は国ぐるみで防衛産業の輸出に積極的だ。装備品輸出の規制がある日本よりも柔軟に海外に進出している。ハンファオーシャンによる米造船所の買収も艦艇の輸出を狙ったものではないかと日本の業界関係者はみている。

現実問題として軍艦建造はあまり協業ができない。せいぜい米国に日本の会社が投資するぐらいでしょうけども、日本だけでなく韓国に対して、米国の軍事技術が筒抜けになると議会で将来問題になる可能性が高く、リスクは少なくないでしょう。

例えば原子力潜水艦の技術なんて公開しないでしょう。水上艦艇にしてもドンガラに関しては生産効率かぐらいしかない。今や軍艦のキモはレーダーなどのセンサー類やシステム統合の方です。

恐らくは掛け声倒れになるのではないでしょうか。

海上自衛隊HPより

防衛破綻 – 清谷 信一

専守防衛 – 清谷 信一

財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)

財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛 防衛(参考資料)

編集部より:この記事は、軍事ジャーナリスト、清谷信一氏のブログ 2025年4月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、清谷信一公式ブログ「清谷防衛経済研究所」をご覧ください。