ー柏U-18との試合を振り返っていかがですか?

左近作:前半は守備に追われる形でした。前節や前前節は試合の立ち上がりが悪くて、全員で(試合の)入りを良くしていこうと話していた中で、アップからしっかり準備をしていましたし、(チームメートとの)声掛けはしていました。前半、一瞬の隙を突かれてしまったところは課題だったと思います。後半は相手の疲れもあって自分で仕掛けてクロスを上げたり、守備でもカバーが出来たりと手ごたえがあったところもありました。

ー前半は0-1で折り返しましたが、波多秀吾監督からはどのような指示がありましたか?

左近作:前半は悪くはなかったし攻めることもできていた。後半はもっと攻めて積極的に仕掛けていこうと話がありました。

左近作怜(左)写真:Yusuke Sueyoshi

守備で勝てるチームに

ー今シーズンここまでのパフォーマンスを振り返っていかがですか?

左近作:攻撃の部分ではアシストや(縦への)突破、ゴールなど結果を残せている所はありますが、守備では1対1の場面でやられてしまったり、自分のカバーが遅れてしまう部分があるので、改善していかないと、と思っています。

ーここまでチームは未勝利と厳しい戦いが続いています。チームとしての課題をどのように捉えていますか?

左近作:やっぱり自分たちディフェンス陣が声を掛けて(相手を)潰すという部分が課題だと思います。ここまで無失点の試合がないので、声を掛けてセンターバックとサイドバックとボランチとコミュニケーションをとってやっていかなければと思います。


清水エスパルス 写真:Getty Images

覚悟の坊主

ー中学まで清水エスパルスジュニアユース(U-15)でプレーしていましたが、高校で市立船橋高校を選んだ理由を教えてください。

左近作:自分自身プロになりたかったですし、レベルの高い環境でやりたい思いがあって。市立船橋はプレミアリーグに所属していますし、自分自身、運動量やスピードが武器だと思っていたので、市立船橋なら自分の武器が活かせるなと思ったのが決め手です。