トロ・ムエルトとカラフンジ:各地に残る異形の訪問者の影

ペルーの「トロ・ムエルト(死んだ牛の意)」と呼ばれる遺跡群にも、奇妙な生物を描いた興味深い岩面彫刻(ペトログリフ)が数多く残されている。数キロメートルにわたって広がるこの遺跡には、羊飼いや狩人、ジャガーやコンドルといった動物に加え、明らかに人間ではない人型の姿が刻まれている。中には頭の上にアンテナのようなものを持つ存在も描かれており、そのいくつかはオーストラリアのワンジナ壁画に見られる「後光を持つ存在」と奇妙なほど似ているという。

さらに、現代のアルメニアにある古代遺跡「カラフンジ」は、その古さから「アルメニアのストーンヘンジ」とも呼ばれる。イギリスのストーンヘンジやエジプトのピラミッドよりも古いと主張する研究者もいるこの遺跡には、この地にかつて住んでいた初期の文明によって作られた奇妙な彫刻が数多く残されている。その中には、細長い頭とアーモンド形の目を持つ、まるで現代の「グレイ型エイリアン」を思わせるような存在が描かれているのだ。
古代人が残した壁画や彫刻は、単なる神話や象徴ではなく、実際に接触した“空からの訪問者”を描いたものだったのではないかという仮説は今も世界中で議論されている。
アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南米——文化も言語も異なる文明が、奇妙なほど似通った存在を描いていたという事実。それは偶然なのか、あるいは人類の太古の記憶に刻まれた“真実”なのか――今もその謎は、壁画の中で私たちに語りかけている。
提供元・TOCANA
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