比較的実用性が高く、長尺ロッドにも対応可能な方法です。ただし、助手席のリクライニングをうっかり動かしてしまったときにロッドのガイドが破損したり、リールの重みで落下してしまう可能性がある点には注意が必要です。
車内にロッド積む方法
それぞれに長所と短所がありますが、私が重視したのは「素早く」「安全に」ロッドを積むことです。釣り場では、数十秒の差が大きな意味を持つこともあります。そんな中、毎回ロッドを畳むのは避けたい――そう考えてたどり着いた方法が、こちらです。
方法:後部座席後方にバーを設置し、そこにピンチ式のロッドホルダーを装着する
イメージとしては、車内にピラーバーを通すような感じです。荷物よりも高い位置にロッドを積むことで、他の積載物と干渉せず、素早く安全に収納できます。
使用したもの
・市販のインテリアバー
・ピンチタイプのロッドホルダー

・PVC水道管用エルボー(インテリアバーよりやや径が大きめ)
・エルボー固定用パーツ(壁付け用など)
・タッピングビス(受け具の幅+10mm以下推奨)または強力両面テープ

取付けの手順紹介
1. インテリアバー両端の黒いフックパーツを外します。金属製のリング状ロックが付いており、これは正直「世紀末英雄伝的な、力で全てを制するような腕力」が試される作業でした(笑)。車種によっては、フックを外さずに使える場合もあるかもしれません。

2. フックの代わりに、PVCのエルボーを取り付けます。

3. クーラーボックスなど、普段積む荷物の中で最も高さのあるものよりも上の位置にバーを固定します。タッピングビスか両面テープで固定しても良いですし、置くだけで使えるケースもあると思います。