感電ではなかった?深まる謎と住民の疑念

 しかし、この問題に関する調査は、答えよりも多くの疑問を生む結果となった。地域住民の間では長らく、鳥たちは電線で感電死しているのだと信じられていた。だが、カリフォルニア州魚類野生生物局が落下した鳥のうち2羽を検査した結果、感電が死因ではないと判断されたのだ。代わりに、これらの鳥には「空気銃、BBガン、またはスリングショット(パチンコ)によって引き起こされた可能性のある外傷と一致する怪我」が見つかったという。

 とはいえ、鳥たちが最期を迎える瞬間を目撃した地域住民たちは、この説明に懐疑的な声を上げている。「BBガンで爆竹のような音がするとは思えないわ。あれはまさに爆竹のような音だったもの」と住民のヘザー・ジョーンズさんは首をかしげる。

 一方、多くの住民は、誰かがこれほど巧みに、しかも誰にも気づかれずに鳥を撃ち落とし続けることができるのか疑問視している。

 この奇妙な騒動の原因が何であれ、住民たちは、この事件に新たな注目が集まることで、謎の解決に繋がることを期待している。当然のことながら、自分たちの通りに散らばる鳥の死骸にはうんざりしているのだ。

 果たして、この鳥の怪死事件の真相が明らかになる日は来るのだろうか。そして、もしこれが何者かの仕業だとしたら、その目的とは一体何なのだろうか。静かな住宅街を覆う不気味な謎は、依然として解決の糸口が見えないままだ。

提供元・TOCANA

【関連記事】
初心者が投資を始めるなら、何がおすすめ?
航空機から撮影された「UFO動画」が公開される! “フェニックスの光”に似た奇妙な4つの発光体
有名百貨店・デパートどこの株主優待がおすすめ?
ネッシーは巨大ウナギではない! 統計的調査結果から数学者が正体を予測
積立NISAで月1万円を投資した場合の利益はいくらになる?