土壌分析も「人工物」の可能性を示唆
ジョーンズ氏はCBNニュースに対し、彼と研究者チームが過去数年間にドゥルピナル層で行ったスキャンの新たな詳細を語った。これまでのところ、スキャンでは地表下約6メートルまで角張った構造物が確認されており、これらは甲板状のプラットフォームの下にある部屋を表している可能性があるという。
ジョーンズ氏によれば、この発見は単なる固い岩盤やランダムな土石流の堆積物では説明がつかないという。むしろ、聖書に記されたノアの方舟の仕様と一致する人工の船であった場合にこそ見られる特徴と、まさに合致するというのだ。
チームは土壌検査も実施しており、ジョーンズ氏が「いくつかの興味深いこと」と表現するものを発見している。「船形の地層内で育っている草は、そのすぐ外側のエリアと比較して色が異なることに気づきました」と彼は述べ、これが自然起源ではなく人工起源である可能性を示唆していると語った。
Noah’s Ark Scansの別のメンバーであるウィリアム・クラブツリー氏は、地層の先端から中央に向かってトンネルが走っているように見え、それは歩いて通り抜けられるほど大きいと付け加えた。彼はまた、土壌分析についても議論し、地層内部の有機物が周囲の土壌と比較して2倍高いことが判明したと指摘した。
クラブツリー氏はさらに、地層内部のカリウム濃度が周囲より約40パーセントも高い点を指摘。土壌科学の専門家である彼によれば、カリウム濃度や有機物量、pH値は、有機物の腐敗によって影響を受けるという。もしこれが木製の船であり、その木材が時間とともに腐敗したならば、まさに現在観測されているようなカリウム濃度の上昇や有機物量の増加が見られるはずだと、クラブツリー氏は分析している。

ジョーンズ氏とチームは、すでに収集した22のサンプルを超えて、土壌検査の取り組みを拡大する予定だ。彼らはまた、コア掘削調査を完了し、現場周辺で追加の地中探査レーダースキャンを実施することも目指している。
この構造物が真に人工物であるかどうかをさらに明らかにするため、ジョーンズ氏は地層の内部と外部のサンプルを詳細に比較分析する計画だ。彼によれば、その比較結果こそが、より確かな結論を導き出すための鍵となる可能性があるという。
この調査が、長年の謎である「ノアの方舟」の実在に関する決定的な証拠となるのか、今後の展開から目が離せない。
提供元・TOCANA
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