今の世の中を見ていると、大半の人間は強制される環境がなければ頑張れないのが大半だ。
米国ITテックに勤務するような高学歴、ハイキャリアエリートでもリモートワークでは労働生産性が落ちることがあらゆる会社のデータで示されており、出社を要求されるように切り替わったという話がそれを物語っている。
これにはオンラインとオフラインの業務プロセスや生産性の違いもあるが、それ以上にリモートワークで一部の自走できる社員はパフォーマンスが高まる一方、サボる社員もデータ上無視できないレベルで検出されてしまっているという事実がある。このことが「人は強制力がないと頑張れない」を裏付けていると思うのだ。
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人生の責任は自分で取るしかないので、どう生きるかは人それぞれ、他人がどうこう言える話ではない。そこは大前提として、だがある程度強制力を持たせて若い内に仕事ができるビジネスマンに育っておかねば、30代以降で自分の首を締めることになる場面もあるのではないだろうか。
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