■活躍すると銀行振込に…

話を聞いた古田氏は「最近はなかなかないですね、キャッシュを触る機会が」と声を掛ける。

すると「われわれがプロに入ったときに、一流選手は茶封筒で給料をもらっていたの。一流選手は茶封筒が立つと。そうなるためにがんばれといわれて、われわれは数万だからペラペラ。がんばって給料が立ちそうなときには、銀行振込になった。自分で自分のお金を数えることはなかったね」と大野氏は振り返る。

意外な特技に古田氏は「すごい…」とつぶやいていた。