ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手の妻・真美子さんが第1子となる長女を出産したことを20日(現地時間19日)、大谷選手が公表した。

Xでは、大谷選手が「父親リスト」入りし、出産立ち合いのために2日間欠場したことを受け、「男性の産休」をめぐって議論が起こっている。

■最長3日間の休暇

「父親リスト」は、MLBで2011年に始まった制度で、妻の出産などの際、出産予定日の48時間前からリスト入りすることができ、最長で3日間休むことができる。期間中も登録日数が加算され、報酬が支払われる。なお、チーム側はその間、休む選手の枠を使って、傘下の選手を昇格させることなどができる。

大谷選手は19日に父親リスト入りして試合には同行しなかったが、21日のテキサス・レンジャーズ戦で3試合ぶりに復帰した。

なお、この制度は大谷選手だけの特別待遇ではなく、日本人選手ではこれまでに青木宣親氏、川崎宗則選手、前田健太投手、田中将大投手、ダルビッシュ有投手、鈴木誠也選手らが活用している。