直近では5kgあたり4214円ですが、JAにとっては「決して高いと思わない」価格だそう。 流通を独占する農協にはウェルカムなのでしょうが、消費者にはたまったものではありません。 減反を廃止して農地の集約を進め、生産量を増やし、高すぎるコメを安くすべきです。 IkVo6b04X pic.twitter.com/UrBJnGxfH3

— 釈 量子 (@shakuryoko) May 14, 2025

備蓄米の効果がほとんど現れていないことに対し、全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長は、13日の記者会見で現在のコメ価格について「決して高い価格とは思っていない」と述べています。消費者の意識と甚だしい乖離が見られます。

一方、政府は物価高騰対策として、今年4月から6月にかけて毎月10万トンずつ、計30万トンの備蓄米を市場に放出する方針ですが、これは1年後に買い戻す条件付きであるため、市場の実質供給量は増えず、価格抑制にはつながりにくいと指摘されています。JA農協が備蓄米を卸売業者に十分に回さず、価格の相対的水準を維持しているとの批判もあります。