しばらく見守っていたが、残念ながらバラしてしまったようだ。やり取りが終わったところで挨拶をし、話しかけてみた。すると、自分が道具を置いた場所と、先行者がいたポイントで朝マズメに5〜6杯の釣果があったという。
貴重な情報を教えてもらったことにお礼を述べ、自分の場所に戻った。
ポイントを譲ってもらえた
しばらくすると、先行者が近くの気になる磯場へ移動するとのことで、ポイントを譲ってもらえることになった。話しかけていなければ、譲ってもらえなかったかもしれない。釣行者同士、挨拶と交流の大切さを実感した。
1kgのアオリイカを手中
ポイントに入ってから1時間ほど経った頃、ふと目を離していた間にアジの動きが止まり、穂先が少し張っているように感じた。竿を持つと、アオリのジェット噴射が始まった。
竿に重みが乗ると同時に走る個体だったので、慎重にやり取りを行い、ラインが出されながらも早めにヤエンを投入。じっくり送り込んで穂先の動きでヤエンの到達を確認し、アワセを入れた。
上がってきたのは約1kgのアオリだった。

最後にアオリイカ追加
最後のアジを泳がせておき、道具を片付けて少し離れた車まで荷物を運んで戻ってくると、竿が少し吹っ飛んでいた。実は自分はよく、最後のアジの時には「釣り人の殺気を消す」ために、わざと竿を放置してポイントを離れることがあるのだが、そろそろやめたほうがいいかもしれない。
竿を持つと、根掛かりのように重く、魚のような引きもあったため「大きな根魚が根に入ったか」と思い、強引に巻いていると、突然重みが軽くなった。海面に現れたのは、なんとアオリだった。
すぐに目の前でアオリを確認できたのでヤエンを投入。アワセを決め、無事にキャッチすることができた。
今年は釣行回数が減りそう
私事になるが、4月から勤務状況が変わり、遠征を伴う釣行が難しくなりそうだ。なんとか釣行しやすいよう、状況を改善する方向で計画中である。
