バラしてからしばらくすると、先ほどよりも大きめの個体からアタリがあった。じっくり食わせてからヤエンを投入し、針掛かりもうまくいった。寄せてギャフを掛けたが、回収中にギャフから外れてしまった。
思わず声が出るほどのミスだったが、アオリは衝撃でショック状態になったのか海面に浮いていたため、再度ギャフ掛けして無事キャッチできた。

エサ取り活発になり休憩
夕マズメの薄暗い時間帯はアタリがなく、完全に日が沈んでしまった。以降はアオリからの反応はなく、クロアナゴやウツボと思われるアタリが頻発。アジを消耗したため、いったん釣りをやめて仮眠を取ることにした。
朝マヅメにサーフへ
仮眠後、お馴染みのサーフへ移動。不調続きだった朝マヅメに変化がないか確認することにした。
アタリがない原因が判明
サーフで朝マヅメ少し前から釣りを開始。しかし、アジが大きすぎたせいかエアーポンプの送風量が足りず、数匹が弱り気味になっていた。弱ったアジを優先して投入したが、すぐに死んでしまい、アジの残数がどんどん減っていった。
朝マズメを迎えたので、できるだけ元気なアジを投入したが、依然としてアタリはない。やがて沖合に漁船が現れ、漁師が網を回収する作業を始めた。
この時、ポイントの不調の理由がはっきりした。沖に網が入っており、アオリがこちら側に回遊してこなかったのだ。だが、漁師は仕事で生計を立てており、自分は遊びなので、仕方のないことだと思った。
初場所へ移動
釣れないとわかっている場所に居続けても意味がない。思い切って以前から気になっていた初場所へ移動することにした。
入りたい場所に先行者
気になっていた場所に到着すると、すでに車が停まっており、ポイントには先行者がいた。ポイント内の別の場所に道具を置いてから、先行者の様子を見に行くと、ちょうどアオリとのやり取りの最中だった。