4月に入り日中の気温が高くなってきたとともに、釣果が出始めてきたのがイサキだ。これから梅雨にかけて本格的なシーズンになるイサキ釣りに4月8日、ひと足早く行ってきた。今回は愛知県・南知多町豊浜の大進丸を予約。ここ数週間で日ムラはあるものの、良い日には1人2ケタも釣れていた様子だ。

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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

「愛知でイサキ釣り開幕!」トップ10匹で良型揃い【大進丸】好ゲストにイシダイ顔出し

大進丸でイサキ釣り

当日の朝に船着き場へ着くと、たくさんのイサキ釣り師がスタンバイしていた。シーズン初期にも関わらず船は満員。食べてうまいイサキを釣ろうと、準備を開始している。受付を済ませ乗船。左舷側の前から2番目が私の座席だ。出船までの間に仕掛けを用意。順番にまきエサのアミエビが配られた。仕掛けはテンビン吹き流し3本バリで、スキンの色は定番のグリーン系を選択。オモリは80号指定だ。さしエサはオキアミを持参した。

「愛知でイサキ釣り開幕!」トップ10匹で良型揃い【大進丸】好ゲストにイシダイ顔出しさしエサはオキアミ(提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

出船して1時間ほど走って船が減速。ポイントに着いたようで、ほどなくして開始の合図が出た。水深は42mでタナは38mとのアナウンス。まず自分のリールのカウンターが合っているかを確かめるため、仕掛けを着底させる。ピッタリ42mとなったので、指示ダナまで上げて誘う。

惜しくもイシダイ逃す

2回ほど上下させまきエサカゴからアミエビを出し、そのアミエビに仕掛けがナジむようにイメージでサオを操作。しばらくして何もなければ一度回収して、まきエサとさしエサをチェックする。

開始から10分ほどしたころ、船の後方からヒットコールが聞こえた。数人同時にヒットし、次々イサキが取り込まれている。これを見てサオを持つ手に力が入る。

「愛知でイサキ釣り開幕!」トップ10匹で良型揃い【大進丸】好ゲストにイシダイ顔出しイサキはこれからが本番だ(提供:週刊つりニュース中部版APC・丸山敬太)

しかし、どうも釣れるのは船後方の人ばかり。潮の流れか、前方の私たちはなかなかアタリが出ないまま1時間が経過した。周りでもアタリが減ってきて静かになってしまっていた時、私のサオ先が勢いよく引き込まれた。