その一方で、小脳(感覚)から大脳基底核(運動)への情報変換がどこで、どのように行われているかはまだ解明されていません。

もしかしたら、この脳内の情報変換の迅速さに個人差があり、それによってリズム感のあるなしが生じているのかもしれません。

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参考文献

小脳と大脳基底核のもつ時間情報の違いが明らかに~リズム感を生みだす脳内機構~
https://www.hokudai.ac.jp/news/2023/06/post-1254.html

元論文

Sensory and motor representations of internalized rhythms in the cerebellum and basal ganglia
https://www.pnas.org/doi/10.1073/pnas.2221641120

ライター

大石航樹: 愛媛県生まれ。大学で福岡に移り、大学院ではフランス哲学を学びました。 他に、生物学や歴史学が好きで、本サイトでは主に、動植物や歴史・考古学系の記事を担当しています。 趣味は映画鑑賞で、月に30〜40本観ることも。

編集者

ナゾロジー 編集部