お前はどうしているのか、といえば時間は効率化の一部ですので24時間をどう配分するか、ここに的を絞るようにしています。つまり、遅刻しそうだからタクシーに乗るケースは遅刻しそうになる時間配分が間違っていたと考えます。そうならないようにするのが効率化です。例えば翌朝、大事なミーティングを控えているのに深酒をしたら寝坊のリスクだけではなく、ミーティングで集中できないという成果の問題が生じてしまいます。
私は顧客とミーティングをしても体内時計でほぼ1時間ピッタリで終わります。理由はそれ以上は私が集中できないこと、もう一つはミーティングの趣旨は概ね20-30分で話は終わるからです。あとの30-40分はその周辺話などになり、本質の話からは離れるものです。
むしろ時間を買うという概念は各駅停車VS特急列車の考え方を持ち出した方が良いと思います。24時間をどのスピードで動くか、という発想です。ぎゅっと詰め込み、やれることを全部やって一日を終えた時は「充実した日だった」になるし、何もしなければ無為な日を送ったということになります。ぎゅっと詰め込むのが特急列車ですね。例えば私の会社のパソコンは2画面を2台、つまり4画面で仕事をするのですが、理由はパソコンの処理の待ち時間に別のことをするためです。処理時間数秒の間にできることをやる、つまり「秒を買う」のです。疲れないのか、とよく聞かれるのですが、このスタイルで何十年も仕事をしているので何とも思いません。
私がスマホは一日3度ぐらいしか見ないと申し上げたのはスマホを見る意味がないからです。緊急の用事があれば電話してくるでしょう。なのでスマホを見る=駅に止まる=時間を浪費するを避けることで実質的に時間を買っている状態にするのです。
余談でSFチックな話をすると重力がより少ないところだと時間が早く進み、地球上の地べたにいるケースは時間が遅く進みます。なぜそうなのかはアインシュタインの一般相対性理論の話なのでご興味ある方は紐解いてみてください。ここで私が得たヒントは動画はなるべく1.25倍でみるようにしています。1.5倍はそれに集中しなくてはいけないのですが、1.25倍ならほかのことをしながらでも頭に入ります。これも時間を買うと言えるでしょう。